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アプリや楽器屋さんの音楽教室では満足できない方の為の「ピアノ入門」からのジャズ・クラシック音楽教室 大阪梅田 [Kimball Piano Salon]

こんにちは。久々に僕が主宰する「Kimball Piano Salon」大阪梅田音楽教室のホームページを更新すべく原稿を書いている所です。

音楽教室の内容が結構変わりますが、これを機に「新しい事を始める!」という訳ではなく、「既に科目等が変わっていたが、ホームページは変えてなかった」ので、実際とホームページの「ズレ」を修正しよう、という訳です。

実はホームページの更新を何年も先延ばしにし続けてきたのは、三年周期位で、何故かウチの教室で「人気がある科目」、つまり実際に集まった生徒さん像が微妙に変化し、それに合わせて「レッスン内容」から「教室のコンセプト」まで変えるのが面倒だった事が一つ。

或いは、敢えて「募集活動」に精を出さなくても、結構、キャパ一杯近く、生徒さんが集まったから、という裏事情もありました。

今になってホームページの更新を慌ててやる、のは「コロナの影響で生徒数が激減した!」なんて事はあまりなかったのですが、僕以外の講師(全員主婦)が「育児休業」やら転勤で活動できなく、ほぼ講師は僕と非レギュラーが二人、という状況で教室を運営する事になったからです。

つまり色々な講師さんが手伝ってくれていると、こう言ってはなんですが、僕には「合わない」生徒さんが来ても他の生徒さんが担当して貰えましたが、今は基本的に僕が担当する訳で、あまりにも合わない方には入会して貰わない方がいいな、と思い始めました。

なんて書くと「敷居が高い教室かな」なんて誤解されるかも知れませんが、そんな事は全然ありませんが、割合に「音楽志向」みたいなものは、はっきりしているかな、と思います。

最近、「子供対象のピアノと作曲レッスン」が始まりました

また「レベル」については、音楽講師や演奏家の方も習いに来られますが、ピアノ未経験の方のコースにも、かなり力を入れています。

実は、コロナ期の間、レッスンは対面からオンラインに移行していましたが、何故か子供がお母さんと連れられて入門しました。

僕は子供を教えた経験もなく、且つ、その子供は「インターナショナルスクールに通う外国人」だった事もあり、「さすがにお請けできないな」という考えと共に、「外国人相手に教えるとなれば、他の教室だと、英語力もさる事ながら、根本的に異なる音楽感を持つ子へのレッスンは難しいだろう=僕の方がマシかな」という想いありました。

結局、その子のお母さんに「アシスタント」をして貰いつつ、手探りで、僕としては生まれて初めての経験になる「子供のレッスン」を始めた訳ですが、子供もお母さんも気にいってくれたのは、僕の実力というよりは、お母さんが熱心だった事と、「リー・エバンス・メソッド(別な機会に詳細を述べます)」が良かったからでしょう。

気に入ってくれたのは宜しいが、「インターナショナルスクールのクラスメート」を次々に僕の所に引っ張ってきてくれるので、いつのまにか「子供の音楽教室」が始まってしまいました。
それまで全然興味がありませんでしたが、やってみると「子供の音楽教育」は面白い、といいますか、「リー・エバンス・メソッド」の良さを実感した次第ですが、正直言って、日本人の子供も同じなのかどうか不明。

実は僕は「バークリー・メソッド」が嫌いなんです

ところで、昔と違い「ジャズは習う物ではない、慣れるものだぁ」とか「ジャズは感性でやるものだぁ」とか「綿花畑で奴隷として労働させられた黒人の苦しくがブルースを産み出したぁ」等々の「迷信」を信じる人が少なくなったは良いとして、日本では「ジャズ・メソッド」といえば「バークリー音楽大学のメソッド」一択になりがちです。

市販されている日本人による「ジャズ理論」の本も、著者本人が自覚しているのかどうか知りませんが、「バークリー・メソッド」かその亜流を「原典」としているようです。

勿論「バークリー・メソッド」は優れていますが、僕自身は、どうも馴染めない、といいますか、二十年位「バークリーの亜流」で勉強と演奏実践していましたが、どうも違和感があり、オスカー・ピーターソンやリー・エバンス(NY市立大学教授で、米国を代表する教育家)やバリー・ハリス(歴史的なジャズピアニストで、独自の音楽理論による教育家)に傾きました。

これは自画自賛的&誇大宣伝的にいえば、僕が元々「パリ音楽院のメソッド」や「バルトークのメソッド」「バッハ音楽の研究」を「学んだ」というか「齧った」というか、とにかく「音楽を捉える根本」として持っている、という事と無関係ではないようです。
(ちなみに「バークリー・メソッド」と 日本で呼ばれているものは、どうもバークリーの一部に過ぎず、元々はそれらとは無関係な「サリンジャー理論」と呼ばれるスクリャービンあたりから派生した音楽理論だったらしい。)

そして「バルトークのミクロコスモス」にせよ、「バッハのアンナ・マクダレーナの為の音楽帳(初級向けピアノ曲集)」にせよ、リー・エバンスやオスカー・ピーターソンによる初級向けの曲集にせよ、観れば観る程「深いなぁ」と感心します。

いつだったかAmazonのレビューでオスカーやリー・エバンスのこれらの教材に大しての、日本人の「ピアノおたく」みたいな人の評として「こんなものは大した曲ではない」的な事が書かれてあったので、僕は「この曲集は観る人が観れば、あまりの良さに感嘆するが、訳の判んない奴が観れば、大してものには観えないだろう」と書き込んでおきました。

実際そうな訳で、子供相手に「ピアノ入門~初級」レベルの事を教えつつ、頭の中では、
それらの曲集の深さを楽しむ、というか、改めて学ぶ訳で、教えてて、取り敢えず僕自身は「退屈」しません。

「子供相手」には使わないけれども、シニアで「生まれて初めてピアノを習います」なんて人には、実は僕は今一つ好きになれませんが、「バスティン」も、「教材として、よく出来ている事」に感心させられます。創造力が培われるとは思わないけど、知識や技術がぬかりなく学べる、という点で、「ファミレスでフルコース料理を食べた」という所。

最良の「初心者用ピアノ曲集」は上級者用にも最良

本筋としては上記リー・エバンス、オスカー・ピーターソン等ですが、発展させていけば、中級や上級に繋がる訳ですが、実は「深い教材」というのは、必ずしも「段階的に学ぶ」というか、「段階的にしか学べない」訳でないのです。

例えば、オスカー・ピーターソンの初級向けピアノ練習曲は、ブルグミュラー程度が弾ければ誰でも弾けますが、本当に掘り下げて学べば、最初の二、三曲で「ジャズ・アドリブの方法」の八割くらいが修得できます。八割も修得できれば、実際には、どんな曲だろうがスラスラとアドリブが出来る筈。

「楽譜を読める」と勘違いしている証拠=即興演奏や作曲ができない

蛇足ながら、クラシック系の人で「あたしゃあ、楽譜通りは弾けますが、即興演奏はできません。ジャズの感性がないんですよ」なんて事を僕に相談される事が多々あります。

僕はその度に「そんな事はないですよ」と否定する訳ですが、勿論「いやぁ、ジャズアドリブの勉強をすれば、誰にでもアドリブができるようになります」と言って欲しいのかも知れませんが、僕はそんな事は言いません。

「楽譜が本当に読めるのであれば、即興なぞできる筈なんです。楽譜を読んでいる、と勘違いしているだけで、実は楽譜を読む能力を学んでいないのです。」という事を、後々、つまり、僕の所で「楽譜を読む、とはどういう事かを理解できるようになった時点」でお伝えします。

楽譜にある音符に従って鍵盤を叩き、加えて、勝手なフシをつけて「感動的な演奏」をしているつもりらしいが、気色の悪い話です。

という話をしているとキリがありませんが、この最近は「ピアノ入門」段階のレッスンにも力が入ってます。そして、それによって、中上級の曲や理論に関しての僕自身の理解も高まったと思います。

なんて訳で、相変わらずゴチャゴチャしていますが、僕の所の「音楽教室」は下記の三系列になりました。レベルや音楽指向別です。詳しくは次回につづく。

Kimball Piano salon音楽教室 三系統のジャズ・クラシック・ヒーリングピアノ、ボーカル、作曲科

1 、チャールストン倶楽部 
 ・ピアノ入門~初級コース(ジャズ、クラシック、両方)
 ・お母さんが教える「子供のピアノとソルフェージュ」インストラクター認定コース
 ・クラシック音楽家の為の「エレガンス・スウィング」ジャズ(ピアノ、声楽、その他)

2、Lounge Jazz Mood/ホテル空間に最適&本物のジャズサウンド

ピアノ科
・ピアノ初級~ リー・エバンスで始めるジャズピアノ
・ピアノ中級~ オスカー・ピーターソンで始めるジャズピアノ
・ピアノ中上級 スタインウェイ・ライブラリー&バリー・ハリス・メソッドで学ぶLounge Jazz

ボーカル科
・初級 初めてのボーカル
・中上級 ジャズシンガーコース


3,Shizen コンテンポラリーアート アーティスト養成

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