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ラウンジ・ミュージックとは?/その2 [音楽スタイル]

前回はAI Music Salonとして進めている三種の「ラウンジミュージック」中の一番目「イージーリスニング」についてお話しましたが、今回は「ラウンジ・ジャズ」についてお話しましょう。

単純に言えば「ラウンジ・ジャズ」とは「普通のジャズ」の事です。勿論、何をもって「普通」とするか?についてヒトまちまちですが、これはジャズの歴史やスタイルについて最小限のご説明をした方が良さそうですね。

僕が、音楽教室での「ジャズピアノ」コースを始めて15年以上になりますが、
その間に出会わう沢山の生徒さん…初心者からプロ迄…の殆どに以下の特徴があります。

・クラシックピアノ経験はある
・ジャズピアノを弾きたいと思っている
・しかしジャズのアーティスト等は殆ど知らない

又、「かって他のジャズピアノ教室に通ったが、直ぐに挫折した」という経験をお持ちの方も少なくありませんでした。そういう方であっても、僕のレッスンだと比較的長続きされるのは、何も僕の教え方がうまい、とか、必ずしも僕の演奏が良い、というからでは全くなく、最大理由は次の二つだと思っています。

1,自分がやりたかったジャズのスタイルが習える
2,体系的に習える

2の「体系的にレッスン」という事は別な機会にお話するとして、1の「やりたかったスタイル=ラウンジ・ジャズ」についてお話してみましょう。

男性で入会した来られる方は、割合、ジャズについて詳しく、例えばブラッド・メルドーのスタイルをやりたい、とかハンク・ジョーンズがいい、とか色々な固有名詞を上げられますが、女性の場合、そもそもアーティスト名自体を知らないし、CDを持っていない事も少なくありません。
男性からすると、女性が好きなジャズは「ビル・エバンス」あたりかな、と想像したりしますが、少なくともアメリカン・ピアノ・ソサエティーに入会される若い女性については、そういう事はあまりないようです。

何れにしろ「ジャズに興味を持って、会社の先輩にあたるオジさんに話すと、
沢山のジャズCDを貸してくれたが、聴いてみると全然良くなかった」という事も少なくないようです。

「ビル・エバンスは嫌い」という人は男女経験問わず、あまりいないし、僕も好きですが、試しに「どのジャズピアノCDが好きですか?」と色々と聴かせると(あくまで、ごく個人的な経験に過ぎませんが…)、人気があるのは次のCDあたりでした。

「エロール・ガーナー/ミスティ」
「ラムゼイ・ルイス/ジ・イン・クラウド」
「ビリー・ホリデー/レディ・イン・サテン」等々。

「エロール・ガーナー/ミスティ」は名盤ですが、案外、「ジャズおやじ」は聴かないようです。これは私見ですが、40代半ば以上の「ジャズおやじ…僕も含まれますが…」は、ある意味、クラシックやロックの延長線上にある「アドリブ・プレイの妙技を聴く音楽」としてジャズを捉えますが、若い世代は「日頃聴いているR&Bポップスの器楽音楽」としてジャズを捉えるようです。

ボーカルも、有名な「ヘレン・メリル/ユー・ビー・ソー・ナイス〜」も良いのですが、案外に「上級者向け」とされるビリー・ホリデーの方がウケます。

つまりは宇多田ヒカルやマライヤ・キャリーの元祖といいますか、いわば「R&Bのクラシック」格として「ジャズ」を聴き、楽しみます。

ちなみに「エロール・ガーナー/ミスティ」やビリー・ホリデーが「入門者向け」という事は全くないのですが、さほどアドリブを聴かせる訳でなく、「ジャズおやじ」の価値観とは少しずれるようです。

こういう音楽はジャズ全体の中で、どういう立場に位置するのか?

これらは、いわばジャズの「ロマン派」とでも呼ぶべき50年代以前のスゥイングやモダン・スゥィングと呼ばれるスタイルになります。ここで」的が更に人気があります。ここで「ジャズの歴史」について少し勉強してみましょう。

非常に大雑把に扱えばジャズは下記の時代に区分けできます。

1,1940年代以前のディキー、ラグタイム、スゥィング・ジャズ

2,40〜50年代のモダン・ジャズやモダン・スウィング

3,60年代のニュー・ジャズや前衛ジャズ

4,70年代のフュージョン

1の「ディキー」が南部の軍楽隊から派生した管楽器やバンジョーを用いた初期のジャズで代表が「聖者の行進」のルイ・アームストラング、又、同時代の都心部の「売春宿」や酒場で発達したのがソロピアノにラグタイムで代表がスコット・ジョプリン。

それらの要素が融合し、且、クラシックの高度な技法が取り入れられたのが
「スゥイング・ジャズ」。

スゥイング期のジャズピアニストの元祖がアート・ティタムで、
彼のスタイルは単純に言えばショパンやリストの超絶技法や複雑な転調を伴った黒人音楽。1930年代に最初のピークを迎えますが、当時、米国亡命してきたラフマニノフとホロビッツがティタムを聴き、驚愕し、ファンになった、という伝説があり、僕の友人でパリ音楽院だったかに留学した人も授業でそう聞いた、と言ってましたが、多分、作り話でしょう。
というのは、ティタムの方がラフマニノフやホロビッツを真似しただけ、わざわざ聴きに行くのか?という気がするからです。

重要な点は、ティタムの影響を直接間接的に受けないジャズピアニストはいない、という事がひとつ。もう一点は、ヨーロッパではシェーンベルク等の「無調の音楽」が勃興しているのに関わらず、米国クラシック界は、ラフマニノフやマーラー等の「ロマン派」が「現役」として頑張っていたという事です。

ラフマニノフというのは、ロシアから亡命してきた、19世紀のショパンやリストの流れを汲む「ロマン派」作曲家兼ピアニストですが、多分、30年代の米国では「時代遅れ」の筈のそれらの「ロマン派」音楽が主流であり、アート・ティタム等のジャズも、その影響化にあった、という事です。

或はテイタム門下というべき(実際に教えを乞うたそうですが)テディ・ウィルソンやオスカー・ピーターソン等、或は次の時代のスタイルであるバド・パウエル等による「モダン・ジャズ」も「ロマン派」の影響化にある、と言える点です。

故に、「革命のエチュード」や「ラ・カンパネラ」的な派手なピアノ技法を満載し、「ノクターン」のような複雑な転調を連ねていきます。むしろ、ショパンやリストを押し進めた音楽とも言えます。

ちなみに「スゥイング」の巨匠として、黒人のデューク・エリントンが上げられますが、エリントン音楽は日本では体育会系的な「A列車で行こう」が有名なものの、これは例外といえなくもなく、むしろ他の曲の斬新なハーモニーやメロディーの構築は、「黒人のドビッシーかストラビンスキー」といった所。遥かに斬新。

クラシック音楽の「不幸(?)」は、シェーンベルクの「無調」がその後の主流になり一般人には「何をやっているのか訳が分らなく」なった点にありますが、
ドビッシーやラベルの「調性のある近代音楽」が主流になる可能性もあった訳です。しかしエリントンやその後のジャズを聴きますと、むしろドビッシーあたりはジャズに継承されていると分ります。それにしても、一体、どうやってエリントンがドビッシー・レベルの音楽を構築できたのか?不思議というか彼も真の天才の一人だった訳です。同時代のガーシュインも確かに良いのですが、果たしてエリントンの存在なくしては生まれなかったと思います。

とりあえず「スゥイング」の天才としてと、その後の主流になる「ロマン派」のアート・ティタムと、もっと後になって漸く真価が理解された「近代派」のエリントンがいた、と覚えて下さい。

2,モダン〜モダン・スゥイング

日本の「ジャズおやじ」が普通「ジャズ」として認識するのが、モダン・ジャズ、もしくは「バップ」と呼ばれるスタイルの音楽です。

これはチャーリー・パーカーという天才的なサックス奏者他によって始められたイディオムですが、ショパンを遥かに凌ぐ和音構造と複雑なリズム構造を持つジャズですが、パーカー以後の「バップ」と以前の「スゥイング」とでは大きく異なる違いがあります。

その違いとは「バップ」以後が「芸術音楽」として自立した事です。というのは、それ以前は、ジャズ演奏家はいわば「サービス業」であって、良きも悪しきもダンスの伴奏だったり、食事のBGMだったりしますが、パーカーが革新的な部分というのは、音楽理論上の進歩以上に、「鑑賞する為の音楽」としてダンスや食事から切り離された事です。

更にパーカーの弟子にあたるマイルス・ディビスに至っては、いわば「ジャズのベートーヴェン」であって、それ以前はハイドンにせよ、どうも召使い的な立場から抜けでなかったと同様、黒人は白人の前では「何を言われても笑顔で接する」みたいな立場でしたが、無愛想というか、逆に「観客が頭を下げるべき」という態度を取ります。

良きも悪しきもベートーヴェンの音楽が、気楽に聴ける「食事の伴奏」でなく、感動する為の「鑑賞音楽=芸術」として独立したと同様、当時としては画期的な思想ですが、マイルスは「ジャズを芸術」として鑑賞するを観客に要求した訳です。

もう一つが「音楽理論の発展」です。クラシックの歴史では、
ワーグナーやマーラーあたりの後期ロマン派をもって「調性」内でできる事はなくなり、シェーンベルク以後の「無調」に変わった、という事になっていますが、
パーカーやマイルスの音楽を聴けば、実は「調性」内でできる事はまだまだあって、実際に彼等天才黒人音楽家がそれを成し得た事を実証します。

ところで、ここで話しを戻しますと、僕が「ラウンジジャズ」と称して扱うのは、この時代の「バップ」の技法と前時代の「スゥイング」の中間というべき、
「モダン・スウィング」の巨人、ピアノでいえばエロール・ガーナー,オスカー・ピーターソン,ジョージ・シアリング等です。

「スゥイング」と「バップ」の違いの一つとしてリズム上の細分化があり、
具体的にはドラムのパターンが大きく変化します。或は「ピアノ・トリオ」の形が大きく変わり、アート・テイタムや初期のピーターソンのトリオが、ピアノを中心にベースとギターだったのに対し、バップ以後はギターでなくドラムが入ったトリオとなります。

或は元祖のバド・パウエルは別として「バップ」系のジャズピアニストが、
ショパン風のピアノ技法の誇示ではなく、まるでサックスのフレーズをピアノで
弾く、というスタイルに移行していきます。左手は、「スゥイング」ならば10度を使った分散や和音による伴奏を行なうのに対し、「バップ」は伴奏自体をベースとドラムに任せる関係で、複雑なコードでリズムを刻む、という役割に変わります。

これはショパンの「革命のエチュード」がダンス音楽でないのと同様、
「バップ」も最早「ダンス音楽」でなくなったが故の、ある意味での複雑化を目指した結果です。

僕自身も、勿論、「バップ以後」のジャズピアノは重視していますが、
一方でそれ以前の「スゥィング」や中間的な「モダンスウィング」が「古いから駄目だ?」と言われれば、そんな事は全くない、と断言できます。

これは、次の時代3「ニュー・ジャズ」や「前衛ジャズ」を経た今となってはかえって分るのですが、「和音の緻密化=ロマン派」的ジャズとして頂点を極め、さすがにやるべき事はやり尽くしたマイルス・ディビスが目を向けた事は、
ドビッシー以後の「近代音楽」のイディオムです。
本家のクラシックは、何故か「近代音楽=ドビッシーやラベル等の技法」については今ひとつ発展や普及させぬまま、シェーンベルク系の「無調」に走りますが、
端的に言えば60年代のマイルスは、ジャズという枠組みのこそあったものの、
「近代音楽」をクラシックに為り変わって発展させました。

20〜30年位遅れていますが、クラシックに追いついた訳です。ちなみに「無調」の「現代音楽」はジャズではないのか?といえば、60年代にセシル・テイラーという黒人ピアニストによって、ちゃんと始まる訳です。
或は、70年代のマイルス・ディビスは各種電気楽器やロック・ビートの導入という革新ろを図りますが、ハーモニー的にはペリオやノーノ、シュトックハウゼンというクラシック系「前衛音楽」も一部取り入れています。

要するにジャズも、クラシックの「進歩」をそのまま取り入れ、同様に「進歩」した訳ですが、その結果どうなったか?といえば、単純に言えば「儲からなくなった」というクラシックの現代音楽同様の現象に陥りました。

70年代以前の黒人ジャズ音楽家というのは、ある意味、クラシックというか知的なものへの劣等感というか、実際には「ドビッシーやストラビンスキーの後継者」であった程にとんでもなく知的な訳ですが、それを社会に対して分らしめたい、という気持ちが非常に強い訳です。

例えば60年代初頭というえば、英国でロック・スターとして音楽というか世界の文化を変えたビートルズが存在し、当時は彼等もネクタイにスーツ姿で演奏していますが、ビートルズのスーツと、マイルス等のジャズ演奏家のスーツは全然異なります。黒人ジャズのスーツというのは、英国調というかケネディ大統領同様、米国上流階級風の保守的なスタイルであり、1968頃迄、マイルスのバンドもステージではタキシードだったりする訳で、大雑把に言えばクラシック音楽家とあまり違いません。

つまりは「ジャズというのはクラシックと同格の音楽なんだ」という意識で演奏し、血のにじむような苦労を得て、そういう位置を得る訳ですが、その結果どうなったか?といえば、クラシックなぞハナから相手にしてないビートルズ以後の「ロック」の十分の一以下の「マイナーな音楽」に陥ってしまった訳です。

ちなみにマイルス・デイビスについては70年代以後、劇的なスタイル変身をとげ、大観客の獲得と、その実、更に高度な音楽へと進歩する訳ですが、それはさておき、必ずしも「進歩」が良い事ばかりではない、というのが、21世紀に入ってからの発見です。

ジャズにおいても3の「前衛ジャズ」時代以後、クラシックと同様、未来は「無調」の音楽が主流になると考えられていました。内心、観客のみならず評論家も「無調の音楽は、よく分らないなぁ」と思っても、それを明らかにする事は格好悪い事だったのは、例えばベートーヴェンやバッハも、当時は観客から「前衛的で、何をやっているか分らない」と言われたからです。

つまり、どうも「無調の音楽」は訳が分らないが、頑張って聴きこめば分ってくるし、分らなければ音楽愛好家や音楽家として失格だ、という意識に支配されていたからです。或は、19世紀の馬車は20世紀に入って機関車には「進化」し、更に電車な新幹線に「進化」したように音楽も「進化」すべきだ、と思われていました。

60〜70年代といえば僕の小学生時分ですが、当時、学校の先生から「2000年頃の未来は、人々は金属製の家に住み、宇宙服を来て、宇宙食を食べている」という「夢」を聴かされましたし、70年に開催された万博では「全自動人間洗濯機」とか「電子音楽」と称する無機的な音楽を聴かされ、納得させられたものです。

しかし、今の僕達が「宇宙服」を来てる訳でも「全自動洗濯機」で入浴している訳でなく、露天風呂が良かったり、30年代や50年代風のファッションをしたりする訳です。毛糸のセーターが宇宙服に取って変わらず、やっぱりシェトランド・ウールがいい、と感じられるのと同様、「無調の現代音楽」ではなく、むしろ「ロマン派」音楽が良かったりする訳です。

或は、ベートーヴェンやマイルス・ディビスが成し得た如くに「芸術音楽」の確立は非常に重要な革命ですが、カフェで友達と雑談をしながら聴ける音楽とか、デートの時に車で聴ける音楽、というのも必要な訳です。むしろ「芸術性」を保ちつつ、ある意味、解り易く、「使い易い」音楽というものが21世紀は望まれる訳です。

話しが脱線しましたが、芸術たろうとした「バップ」に対し、「実用音楽」の枠に留まりつつ、「バップ」の技法を取り入れた「モダン・スウィング」の価値というも改めて認識して頂きたいと思います。

「モダン・スゥイング」とは、紳士服でいえば、オーソドックスなスタイルだが、生地や仕方が良いスーツ、婦人服でいえば定番のシャネルスーツのようなものです。「バップ」や「ニュージャズ」「前衛ジャズ」が、いわば生地や仕立てよりも、デザインや意匠を問うた、例えばコム・デ・ギャルソンのような「芸術」だとして、確かに、これはこれで良いのですが、格好は普通だが仕立てと生地で勝負する何何テーラーのスーツ、みたいなジャズが「モダン・スゥイング」だと言えます。

ピアノを綺麗に弾く、とか、メロディーをよく歌わせる、という事は、何か変わった事をする以上に重要だし、実は難しいとも言えます。
80年代に出現したコム・デ・ギャルソンの「穴あきルック」とか、三宅一生の布を巻き付けたようなスタイルの場合、「仕立て」という発想はなく、穴があいている、とか巻き付けただけ、という意匠に注意が払われます。
逆にオーソドックスなスーツとなれば、生地や仕立て具合で価値を決める訳で、
「モダン・スゥイング」も同様に音楽演奏の基本部分で勝負します。

この「モダン・スゥイング」をして、アメリカン・ピアノ・ソサエティでは「ラウンジ・ジャズ」と呼びます。

以上、70年代のフュージョンについては、僕自身が興味がないので割愛しましたが、むしろ、その次の時代に相当するアシッド・ジャズとかスムーム・ジャズとか呼ばれるスタイルについて、次回は述べたいと思います。

ミスティ

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  • アーティスト: エロール・ガーナー,ワイアット・ルーサー,ユージン・ファッツ・ハード
  • 出版社/メーカー: ユニバーサルJ
  • 発売日: 2003/04/23
  • メディア: CD



ジ・イン・クラウド+2

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  • アーティスト: ラムゼイ・ルイス,エルディ・ヤング,レッド・ホルト
  • 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック クラシック
  • 発売日: 2003/04/23
  • メディア: CD



Lady Day: Best of

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  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Sony
  • 発売日: 2001/10/03
  • メディア: CD



ブック・オブ・バラーズ

ブック・オブ・バラーズ

  • アーティスト: ドン・アブニー,ジョー・ベンジャミン,チャーリー・スミス,フランク・ハンター&オーケストラ
  • 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック クラシック
  • 発売日: 2003/04/23
  • メディア: CD



Charlie Parker With Strings: The Master Takes

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  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Polygram Records
  • 発売日: 1995/01/24
  • メディア: CD



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