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ジャズピアノとボーカルのオンライン・レッスンを始めました [Kimball Piano Salon]

コロナ感染があらゆる生活に災いしておりますが、
皆さん、いかがお過ごしでしょうか?

大阪梅田にある僕のジャズピアノ/ボーカル音楽教室も、
この三月から「オンライン・レッスン」を一部導入、
と思ったら四月頃からは否応無しにほぼ全面的に「オンライン」に切り替えました。

と思ったら六月に入り「リアル」レッスンが徐々に復活。

僕は自宅から梅田迄、阪急電車で通勤していますが、
四月からの「非常事態宣言」発令時は、
午後に乗って深夜に帰るという僕の通勤時間のせいもあり、
電車内も降りた後の梅田の街も、僅かな人影しかない、という状態でした。

今や、梅田の街にも人が戻り、電車は騒々しいグループがマスク越しに喚いていたりで、
以前の喧騒にウンザリしつつ、問題のコロナについては、安堵して構わないのか、
やはり警戒すべきかが心配が続く日々です。

早く収まるに越した事ありませんが、「ステイ・ホームは一年以上続き、
コロナ終焉後には世の中は大変化している」と言う説もあり、
ならばという訳で「その後の新時代(?)」への対応が必要。

という訳で僕も「コロナ後の新時代」とやらに対応すべく、
教室と演奏の両業務の新体制への移行をを進めておりました。

リアルのレッスンをオンラインでやっても仕方ない!

「音楽教室」については、ウチに限らず業界全体で
レッスンの「オンライン化」が俄かに進んでいます。

尤もウチは3年前から「オンライン・レッスン」を試験的に導入してました。

実は今期から大々的に(?)「オンラインの音楽院」を起動させるつもりでしたが、
コロナ渦以来、我も我もと、多くの教室で「オンライン・レッスン」が始まったので、
ウチまで「流行(?)に便乗」したように思われるのが嫌。

それで大々的宣伝は控えておりました、というのは冗談(笑)。

元の計画では少数新鋭(実際にはユルいけど)な「リアルの教室」と、
音楽理論中心の「オンラインによる音楽講座」という配分でした。

つまりピアノやボーカル等の「実技」は「オンライン」を想定しておりませんでしたが、
コロナ渦の影響で「実技」も「オンライン化」せざるを得ず、
その準備の為、大々的(?)公開は延期となっていた次第。

ヤマハのNetduetto アプリの導入で「合奏」が可能になる

ところで、ウチでは「オンライン・レッスン」用に、
受講者がI-OS やMacならばFacetime、
アンドロイドやWindowsの場合はGoogle-Duoを使っていました。

これらのアプリは画質、音質共に高品質でLINEやZoomなぞより格段に宜しいが、
どうしてもタイムラグが生じてしまいます。

従って理論中心の「音楽講座」ならば宜しいが、
「合奏」は勿論、生徒さんのピアノに合わせて僕がフレーズを歌う、
という場合でさえ、生徒さんの側では僕の声が遅れて届く、と言う有様でした。

ピアノレッスンはなんとか我慢するにせよ、
「ピアノ連弾」や「ボーカルのレッスンをピアノ伴奏でやる」というのも駄目。

それで「合奏」が必要な「実技系」の「オンライン化」は諦めていましたが、
薦める人がいて、ヤマハのフリー・アプリである「NetDuetto」を使うと、
これがナンとも良いのです。

まず「ズレ」を実質ゼロに補正してくれるので、
「ピアノ連弾」というか、ウチのピアノと生徒さん宅ピアノによる「ピアノ・デュオ」も可能。

勿論、「ボーカル・レッスン」も全然OK、というか、
マイク腰にレッスンするので音声が客観的に聴こえて効果大。

更に音質補正機能もあるらしく、ダイレクト感のある音になるので、
なかなか心地よく「合奏」できるようになりました。

「オンライン・レッスン」の問題点

以上の経緯からピアノやボーカルの実技も「オンライン化」が可能となった訳ですが、
勿論、色々な問題点が生じます。

僕の側の準備で何とかなる部分として、僕がレッスン中、ピアノだろうがボーカルだろうが、
理論だろうが、大量にメモを書きます。

このメモをリアルタイムでは共用できないので、
予めテキストとして全てを準備する必要があります。

しかし、これを生徒さん全員分用意する事はあまりにも大変なので、
「オンライン」の長所を活かし、共通する部分は3~5人程度の「ワークショップ」
形式を導入しました。

これもオペレーションがややこしいのですが、逆にオペレーションし易いように
レッスンプログラムを色々と変更している次第です。

とは言え、ここまでは、僕の尽力でなんとでもなりますが、
どうにもならない問題の一つが「ネット接続」の悪さ。

今月に入ってからは、世間全体で「リアル」が復活した分、
マシになりましたが、世間全体が「オンライン」したいる頃は、
「ネット接続」が悪くて困りました。

僕の所でいえば、なぜか梅田のスタジオは接続状況が良く、
近郊にある自宅のは悪い時があり、使えないのですが、
僕がよくても生徒さんの側が極めて悪い場合があり難儀させられます。


もう一つの問題は機材。

ウチのように

・オーディオ・インターフェイス
・コンデンサー・マイク
・モニター・ヘッドホン等

が揃っていれば良いのですが、そんなものは持ってない生徒さんが大多数。

アップルのI-phone/Padはマイクやカメラの性能が良く、音質も宜しいが、
基本的に「会話」用なので、楽器演奏やボーカルの場合は色々と無理がでます。

ましてやWindows PC内蔵マイクでレッスンしたい、という人の場合、
会話はともかく、楽器やボーカルとなると歪だらけの音となります。

一万円少々出せば上記のセットが購入できるのですが、なかなかケチなのか、
ガンとして買わない人も少なく無く、劣悪な音響環境でやる、という事になりかねません。

最悪の問題は、アプリをダウンロードし、アカウントを作り、実際に使う、
という事が物凄く高いハードルに感じてしまう人も少なくなく、
或いは「スマホ世代」を自称する若者も、言うほどには使えない場合があり、
レッスンを始めるのも一苦労。

なんて訳で、山ほど問題はありますが、
教室自体も新体制にしての「オンラインレッスン」を始めますのでよろしく!


内容については次回お話します!

大阪梅田芸術劇場北向かい Kimball Piano Salon の二系統の音楽教室

A「チャールストン倶楽部 Vintage Swing Society 音楽教室
1,クラシックピアニストの為のVintage Swing Style Jazz Piano
2, クラシック声楽家の為のVintage Swing Style Jazz Vocal
3,ピアノもジャズも未経験という人の為のジャズピアノ

B「Lounge Jazz Moods 音楽教室」
4,「ニューオリンズ・ジヤズ」スタイルのジャズピアノ・ベーシック
5,オスカー・ピーターソンで始めるジャズピアノ
6,バリー・ハリス・メソッドによるジャズピアノ
7,Lounge Jazz ピアニストコース
8,Lounge Jazz ボーカリストコース

http://www.eonet.ne.jp/~pianosalon(2021年2月よりURLが変わりました)
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