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ウインダムヒルが日本のニューエイジ・ムーブメントを起こした。 [Shizen]

1980年代に米国で生まれ世界的流行となった「New Age Music」は日本でもメジャーレーベルであるCBSソニーが溝口肇,中村由利子,村松健 「日本の三大ニューエイジ・ミュージック・アーティスト」を発信させる程の流行となったのは 前回述べた如くです。

別に「メジャーだから良い」 という訳ではありませんが、ある程度以上の市場性や将来性がなければ大会社は乗り出さない訳で、ニューエイジ業界?としては良い兆しっとも言えるし、逆にメジャーが参入したから日本でも売れた、とも言えます。

「三大~」が偉いのは ,例えば日本の歌謡曲の殆どが、米国ポップスの「猿真似」に過ぎないの対し,彼らは米国製ニューエイジを起点とするも 独自の感性と米国製をしのぐ高度な音楽を 創造できたが故です。

考えてみれば、 この時代の日本は実質世界一の経済力が自信を形成し 国家的にも文化的にも世界をリード、例えば 高田謙三 や川久保令等のデザイナーは世界のファッションの流れを を変え、トヨタ・セルシオや坂本龍一の音楽はクオリティの高さで世界に衝撃を与えました。

日本のニューエイジ・ミュージックも又、 米国製と比べて質や 「猿真似」的でない独自性で勝るとも劣らない凛とした存在意義を明示できました。

因みに現在の日本人は外見からして「茶髪」が常態化していますが、「ホンモノ 」の白人と並ぶと「猿真似」的で恥ずかしく、又、パリやニューヨークの一流美容師の殆どが日本人の「茶髪 」をブサイクだ、と言います。

昔、明王朝を倒した蒙古蔟政権である清は漢民族に「勉髪(頭のテッペンを残して剃りあげる髪型 )」を強制しましたが、マッカサー元帥やブッシュ大統領が強制したわけでもないのに「茶髪 」が普通になったのは日本の美容業界の感性の問題というよりは、「強い者には無条件に従う」という相変わらずの 「植民地の現地人」又は「スネ夫」的根性が露呈するが故でしょう。

その点からも上記「三大」に限らず共に日本のニューエイジのアーティストは質の高さと独自性で米国製に勝るとも劣らず、とても素晴らしいのですが、これは日本ならではの 「民族感性」を基盤に置いたからでしょう。

尤もニューエイジ・ミュージックがジャズ的なハーモニーやクラシックかポップス風のメロディーと共に「民族的感性」を込める、という決まりのようなものは、これは彼等独自の考え方ではありません。世界で初めて「ニューエイジ・ミュージック」を提唱した米国のウインダムヒル・レコードによる 、言葉で提唱したわけでないにしろ、 発表されるレコードやCD で示した条件付けと言えましょう。

ウインダムヒル・レコードが何故に民族的感性を音楽上の基盤に置いたのかという理由ですが、乱暴に言えば「アメリカ音楽における黒人音楽からの脱却 」をあげれます。

ジャズやロックはブルースやブギ等の黒人音楽の感性が西洋のクラシック音楽の技術と結び付いて成立しました。従って、どうしても黒人音楽から逃げられない部分があります。

それが嫌だ、という訳ではありませんが音楽における「民族的要素 」が黒人音楽しかない、というのは白人からすれば不公平な話ですし、白人と一言に言うけれども英国系もいればアイルランド系やドイツ系やイタリア系もいて其々ルーツが異なります 。

ならばアフリカ系(黒人)のルーツに根差した音楽スタイルがあるならば、例えばアイルランド系によるブルースに相当する音楽があってもいいじゃないか、というのがウインダムヒル他のニューエイジ・ミュージックの始まりなんです。

つまり日本人としは堂々と日本人の民族的感性を謳えた訳ですが、これは猿真似ではなく、影響と言うべきでしょう。

以上、日本のニューエイジ・ムーブメントについて述べましたが、次回は発祥のもとである米国ウインダムヒル・レコードについて述べてみます。






































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































1980年代に米国で生まれ世界的流行となった「New Age Music」は、 日本でもメジャーレーベルであるCBSソニーが溝口肇,中村由利子,村松健 「日本の三大ニューエイジ・ミュージック・
アーティスト」を発信させる程の流行となったのは 前回述べた如くです。

別に「メジャーだから良い」 という訳ではありませんが、ある程度以上の市場性や将来性がなければ大会社は乗り出さない訳で、ニューエイジ業界?としては良い兆しっとも言えるし、逆にメジャーが参入したから日本でも売れた、とも言えます。

「三大~」が偉いのは ,例えば日本の歌謡曲の殆どが、米国ポップスの「猿真似」に過ぎないの対し,彼らは米国製ニューエイジを起点とするも 独自の感性と米国製をしのぐ高度な音楽を 創造できたが故です。

考えてみれば、 この時代の日本は実質世界一の経済力が自信を形成したのか 、 国家的にも文化的にも世界をリードし、例えば 高田謙三 や川久保令等のデザイナーは世界のファッションの流れを を変え、トヨタ・セルシオや坂本龍一の音楽はクオリティの高さで世界に衝撃を与えました。

日本のニューエイジ・ミュージックも又、 米国製と比べて質や 「猿真似」的でない独自性で勝るとも劣らない凛とした存在意義を明示できました。

因みに現在の日本人は「茶髪」が常識のようになっていますが、パリやニューヨークの一流美容師は「日本人に茶髪は全く似合わない=ブサイクだ 」と言います。結局、日本の美容業界の感覚は誉められた者ではないわけですが、むしろ「強いものには盲目的に従う 」と言う「植民地根性 」が露呈し始めたと言うことっでしょう。

上記1980年代のニューエイジ・アーティスト達が偉かったのは、言わば「茶髪」的ではなく世界のトップデザイナーである山本洋司のように「日本独自の民族的感性」を現代スタイルとして具現化したことでしょう。

言わば「日本が本番 」な音楽を創造されたわけです。

尤もジャズのハーモニーやポップスかクラシックなメロディーを持つと言うことと共に「民族的感性を基調とする」という約束事を設けたのは、世界で最初にニューエイジ・ミュージックを提唱した米国のウインダムヒル・レコードでいた。

或いは1970年代位迄は米国では「サシミ」なぞ「セミの天婦羅」同様のゲテモノ料理立ったのが、80年代には豆腐や寿司等の日本料理を食べる事は知的な洗練された趣味と見なされるようになり、それを知った日本人自身が日本文化に自信を持ち、言わばガイジンが日本食を楽しむような感覚で日本のモノに注目し始めた、という背景もあります。

しかし、これは「猿真似」ではなく良い意味での「影響 」と考えるべきでしょう。

以上、米国で発したニューエイジ・ミュージックが日本に与えた影響を述べました。

次回は発祥のもとである米国ウインダムヒル・レコードについて述べてみます。

1980年代に米国で生まれ世界的流行となった「New Age Music」は、 日本でもメジャーレーベルであるCBSソニーが溝口肇,中村由利子,村松健 「日本の三大ニューエイジ・ミュージック・
アーティスト」を発信させる程の流行となったのは 前回述べた如くです。

別に「メジャーだから良い」 という訳ではありませんが、ある程度以上の市場性や将来性がなければ大会社は乗り出さない訳で、ニューエイジ業界?としては良い兆しっとも言えるし、逆にメジャーが参入したから日本でも売れた、とも言えます。

「三大~」が偉いのは ,例えば日本の歌謡曲の殆どが、米国ポップスの「猿真似」に過ぎないの対し,彼らは米国製ニューエイジを起点とするも 独自の感性と米国製をしのぐ高度な音楽を 創造できたが故です。

考えてみれば、 この時代の日本は実質世界一の経済力が自信を形成したのか 、 国家的にも文化的にも世界をリードし、例えば 高田謙三 や川久保令等のデザイナーは世界のファッションの流れを を変え、トヨタ・セルシオや坂本龍一の音楽はクオリティの高さで世界に衝撃を与えました。

日本のニューエイジ・ミュージックも又、 米国製と比べて質や 「猿真似」的でない独自性で勝るとも劣らない凛とした存在意義を明示できました。


























































































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