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音楽教室「ラウンジ・ジャズ」専攻 ピアノ&ボーカル・コース…大阪梅田 [Lounge Music Project]

こんにちわ。「ラウンジ・ミュージック」や「ボーカル・レッスン」についてランダムに書き連ねてましたが「元々は何の話しだったのか分らなくなった!」というお叱りを頂きました。

という訳で,今日は今迄の話しを整理し,元の「ラウンジ・ミュージックとは何か?」という事と,僕の教室の「ラウンジ・ジャズ」専攻につい話しを戻してみました。

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Lounge Music Projectについて

僕が主宰する「Kimball Piano Salon(大阪梅田)の音楽教室は「ラウンジ・ジャズ」のピアノとボーカルのコースを持ちます。
(他にクラシック系のピアノ/声楽/弦楽クラスもありますが…)。

Kimball Piano Salon http://www016.upp.so-net.ne.jp/kimball

「ラウンジ・ジャズ」という言葉は「ジャズ系ラウンジミュージック」の略で,誰かが使い始めかは不明ながら,何となく世間に広まった造語です。

この「ラウンジ・ジャズ」の研究,音楽企画,演奏者サポートや育成をするのが「Lounge Music Project(LMP)」です。

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ラウンジ・ジャズの音楽教室を大阪梅田にて開講!

「Kimball Piano Salon」はSalonやStudioという「場」のみを提供し,教室自体は例えば「Chemins de France」がテナントとして「フランス語教室」を運営されます。

音楽関係では系列の「Lounge Music Project(LMP)」が「ラウンジ・ジャズのピアノ/ボーカル教室」を運営しています。

LMPもKPSも僕が主宰し,勿体ぶって組織というか異なった名前を名乗る程ではもありませんが,より主旨を明確にする為,Lounge Music Projectという独立した組織名で運営します。

ところでLMPは,「ラウンジ・ジャズ」の振興とホテル等での演奏者派遣の業務を持ちます。

そして「ラウンジ・ジャズ」を下記の様に定義します。

1, 狭義の「ジャズ」。但し1950年代の「中間派」様式
2,「ジャズ・スタイル・ポピュラー」

いずれにせよ「ジャズ」ですが,敢えて「ラウンジ・ジャズ」という呼び方を使います。

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「ラウンジ・ジャズ」の定義

Lounge Music Project(LMP)では「ラウンジ・ジャズ」を次の三系統に分類します。

1, 1950年代の「中間派」ジャズ

日本では「ジャズ」=「Modern Jazz (1960年代以後のモード・ジャズ)」と指しますが,LMPではいわゆるジャズファンが注目しない1930年代から始まる「Swing Jazz」やそれを継承する「中間派」と呼ばれるジャズを研究課題とします。

中間派;
ピアノ/エロール・ガーナー,オスカー・ピーターソン,ジョージ・シアリング他
サックス/レスター・ヤング,コールマン・ホーキンズ他
ボーカル/ビリー・ホリデー他

1940年代頃迄の「Swing Jazz」は,ジュークボックスで聴かれる当時の「流行歌」音楽の一種という扱いにありました。対して1940年頃に勃興した「ビバップ」は急速で複雑なハーモナイズや即興を行い,一般的には「難解な音楽」でした。そして「中間派」は,文字通り,Swing Jazzの「流行歌」という枠組は維持しつつ,「ビバップ」のサウンドやフレーズを取入れます。

その事で斬新なハーモニーやフレーズは用いつつ,ハミングできるようにメロディーは維持し,しかし「ジャズの真髄」である「集団即興」は行いました。

(尚「ビバップ」研究として「バリー・ハリス・メソード」によるレッスンも行っています。又,1930年代から活躍しつつ音楽的に数十年先行した「アート・テイタム」研究を行います。)

2「Jazz Style Popular Music」;

この呼び方はジャズ教育家;稲森泰利先生の造語ですが,このスタイルの音楽は1950年代半ば以後に大きな市場を獲得した「流行歌(ポビュラー音楽)」になります。

1950年代半ばに勃興したR&Bやロックンロールは,1960年代には音楽市場の中心となりますが,'50年代には未だ「不良少年向けの音楽」として中心には位置しませんでした。

対して「Swing Jazz」は1930年代には既に市民権を得て,'50年代にはクラシック音楽同様に
「ソシアルな音楽」として米国社会で認知されていました。

つまりR&Bやロックンロール等の「不良向け音楽」でもなく,マニアックな「ビバップ」でもなく,ハリウッド映画のように「一般家庭で安心して楽しめる流行歌」として「Jazz Style Popular Music」は大きな市場を展開しました。

ところで「Jazz Style Popular」は下記の3種に分類できます。

a,1950年代当時の「流行歌(=ポピュラー音楽)」
 
・ナット・キング・コールやペギー・リー,ジョー・スタッフォード等の「流行歌」歌手。
・大手レコード会社による豪華なオーケストラ仕立てで大ヒットを狙う。 

b, ジャズ・アーティストによる「流行歌」演奏
 
・チャリー・パーカー(sax)やクリフォード・ブラウン(Tp)等のジャズメンや
 ビリー・ホリデーやカーメン・マックレー等ジャズ歌手 による「流行歌」演奏。

・「甘いストリングス伴奏」が入りジャズマニアではなく一般向けにレコード録音される。
・「ジャズの真髄=集団即興」を控え,歌謡性を追求する。
・商業主義的だが一流ジャズメン/歌手による演奏なので「高い芸術性」を有す。

c,ボールルーム音楽/社交ダンス場のBGM

・カーメン・キャバレロ(P)やマント・バーニー楽団等による演奏。
・時代を反映し「ピアノの超絶技法」や「豪華なオーケストラ」で魅せる。
・サウンドはa〜bと同様。

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Kimball Piano Salon音楽教室(大阪梅田)「ラウンジ・ジャズ」専攻について

ピアノ科;
Jazz Style Popular コース(下記2種のメソードより一種を選択)

A, Lee Evans Piano Education (Hal leonard)輸入楽譜
・練習曲;Jazz pizzazz/Jazzmatazz/Kid Stuff/Tickle the Ivories他
 ・作曲/移調;Composing at the Piano,Learn To Harmonize And Transpose At The Keyboard
・コード奏;Jazz Keyboard Harmony
・曲集;Lee Evans Arranges George Gershwin 他


B,稲森泰利著(中央アート出版);
 編曲「ポピュラーピアノ奏法」3〜5 又は「リードシート奏法1〜2」
理論「ポビュラーピアノ奏法」1〜2
和声「リードシート奏法3」「ジャズピアノ・ニュー・スタンダード Vol.1」
曲集「ポピュラーピアノソロ」「ジャズ・ピアノ・スタンダード」

Jazz Piano コース;
練習曲「オスカー・ピーターソン著For Young Pianist」「Canadian suits」他
教本「ジャズ・ピアノ・ソロ・コンセプト」&「ジャズ・ピアノ ヴォイシング・コンセプト」
「マーク・レヴィン/ザ・ジャズ・ピアノ・ブック&ジャズ・ピアニストのための ドロップ 
2 ヴォイシング・テクニック」
曲集「ジャズ・ピアノ スタンダード曲集 1(ATN出版)」
  「Oscar Peterson Originals, 2nd Edition 」


Vocal 科
教本「バークリー/コンテンポラリー・シンガーのためのヴォーカル・ワークアウト」
曲集「Hit's of the '70s - Pro Vocal Women's Edition Vol.32」
  「Billie Holiday - Pro Vocal Women's Edition Vol.33」
  「Jazz Standards - For Female Singers」他
弾き語り「Piano for Singers」 

詳しくはサイトをご覧下さい。

PS;リンクはお勧めのピアノ教本「ソロピアノコンセプト」
ジャズピアノソロコンセプト

ジャズピアノソロコンセプト

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: エー・ティ・エヌ
  • 発売日: 2002/09/18
  • メディア: 楽譜



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